大腸がんの手術をしない選択ってあるの?

世の中にはいろんな人がいて、

 

大腸がんだとわかっても、手術を拒否する人がいます。

 

 

自分の治癒力を信じたい、

 

化学的治療法を信じられない、

 

 

という患者さんもいるのです。

 

 

では、今回そんな方針を持つ親を心配し、

 

娘さんが悩みを相談した体験談をご紹介しましょう。

直腸がんステージUの父親が手術拒否

【32歳 女性】

 

はじめまして。相談させてください。

 

 

60代の父親が今回直腸がんのステージUであることがわかりました。

 

転移は今のところないようです。

 

 

困ったことに私の父は直腸がんの手術を拒否しています。

 

 

私が手術してほしいと話しても聞く耳をもちません。

 

 

手術をしない選択肢がどれほど怖いことなのか、

 

ぜひ教えてください。

 

【40代 医師】

 

はじめまして。今回の件はとても心配ですね。

 

 

直腸がんのステージUでどのぐらいの期間で

 

遠隔転移になるかはデータがありません。

 

 

しかし、数々の症例から考えると、

 

手術しないまま、半年間放置し、遠隔転移があったとして

 

その後の生存期間は1年から1年半と考えてください。

 

 

もし、手術や化学療法を行った場合、転移なしの

 

大腸がんのステージUの5年生存率は75%前後です。

 

 

これがどんなことを意味するかおわかりでしょうか?

 

 

大腸がんの治療・手術技術は年々向上していて、

 

お父様の大腸がんの状態であれば75%の方が

 

助かるという計算です。

 

 

この数字をぜひお父様に伝えてみてください。

 

ありがとうございます。

 

 

頑固な父にこのままコピーして渡してみます。